パールトーン加工商品適合検査について
皆様こんにちは
Facebook5月の動画でもアップしましたが弊社工場内セクションの第二回目として、パールトーン加工商品適合検査をご紹介させていただきます。
パールトーン加工をご依頼いただく商品は全国から色々な商品が届きます。
中には、色落ちや箔取れの可能性のある商品や、柄が接着剤で付いている「のせ友禅」等も着荷することもあり、まず、パールトーン加工できるものなのかという判断が必要となります。
といいますのも、パールトーン加工は石油系の溶剤を使用することから、石油系により色落ちが著しく生じたり、接着剤が溶解してしまったりする可能性があるものは加工不適合品となり、石油系のクリーニングも出来ないケースが多いと思われます。
「のせ友禅」等の場合は何もしなくても時間の経過で柄の部分が割れて、剥離していくケースが多いので、弊社の場合加工に至るまでの水際対策がとても重要となります。
商品適合検査とは直接関係ないですが、生地の特性は色々あり、水には色落ちはしませんが、石油系溶剤にはとても落ちるケースであったり、またその逆もあったりします。
お送りいただいた大切な商品をそのまま加工に回すだけではなく、商品の特性を知り、対応するというノウハウは新しい商品が出てくると共に蓄積していっております。