雨や汚れが心配だから。お手入れが大変だから。
そんな理由で「きもの」が「着るもの」でなくなってしまいタンスの奥深くに眠ってしまっているのは、とても残念なことです。
そこで私共パールトーンでは、「心配きもの追放」と「安心きもの振興」を願い、平成5年2月9日(ゴフクの日)をもってパールトーン安心きもの振興会を発足させて頂きました。タンスの中にしまわれたままのきものは泣いています。パールトーン安心きもの振興会は、きものにまつわるすべての心配を安心にかえようと志します。
きものというと、着付けが出来ない、たためない、お手入れが大変と思われています。でも私のきもの学院の卒業式スピーチではたいていの人が「着られるようになって、うれしい、何故もっと早く習いに来なかったのかと思います」とおっしゃいます。つまり着装は、ちょっとお稽古すれば誰でも出来るようになるのです。 でもお手入れという事になると、専門家の手を借りた方が安心です。きものに対する深い愛情をもって「安心きもの」を推進されているパールトーンが、着る前のケアと共に、着た後まで総合的なケアを展開なさる事になりました。いずれにしても世界の民族衣装の中でも最高のきものが、安心して着てもらえる事は、うれしい事です。
全国の呉服専門店の女将さん達が、きもの振興を目的に集う「女将さんサミット」が観光客で賑わう京都市東山区の四条通をパレードし、道行く人々にきもののよさの再認識をアピールしました。毎年、呉服業界の人々を中心に、たくさんの参加者が京都市内の観光観光名所をパレードします。
「創業80周年記念」の一環として、お客様に喜んでいただける販促ツール「きもの着用促進キャンペーン小冊子」「もう一度きものをきてみよう。きものだとこんなに楽しい!!」を発行いたしました。
全国12地区から選ばれた代表が集結し、伝統文化の華、きものの美しさを愛でると共に、女性の艶やかな美しさや教育を競います。私達パールトーン安心きもの振興会では、毎年この行事に協賛し、安心きもの普及を目的に優雅で可憐なきものの祭典をサポートし続けて参りました。
5月29日(ゴフクの日)には、京都本社と全国の拠点、全営業社員55名がクール美襦加工※をした襦袢と単衣のきものを着用して営業活動を実施します。京都では、平安神宮や伏見稲荷大社へきもの振興を願って、クールビズをアピールしました。
※キシリトールを配合し、体感温度を下げるパールトーン加工
東京大学工学部2号館で行われたスペース★クチュールコンテスト、最終審査の審査員を当社社長國松照朗が務め、七夕の短冊と織姫をイメージして作られたキモノ風ドレスに、企業賞として漆塗りのトロフィー、ハイアットリージェンシー京都ペア宿泊券(朝・夕食付)を授与いたしました。
フランスにて開催されるメゾン・エ・オブジェ2007における、KYOTO PREMIUMに出展。KYOTO PREMIUMでは、京都の染色・繊維をはじめとする伝統産業のライフスタイル分野におけるブランド価値の向上と市場開拓に向け、商品開発やブランドプロモーションなどを総合的に展開されました。
日韓共催となった、サッカーワールドカップ開催を記念して日韓友好記念行事、日韓民俗衣裳交流イベント「チョゴリときものの協奏曲」がソウル・セジョンセンター大ホールで盛大に開催され3000人の観衆を魅了しました。歴史的なこのファッションショーには、パールトーンも参加。
東映創立50周年記念の超大作映画「千年の恋 ひかる源氏物語」。のべ300着にも及ぶ煌びやかな衣裳にはパールトーン加工がほどこされ、ハードな撮影中のホコリやスレによる汚れ、熱気あふれる役者さんたちの汗などから大切な衣裳を守りました。