パールトーンでは、日本の伝統文化を支える国内養蚕・製糸業をまもるため、パールトーン加工1点につき2円を桑の苗木購入や栽培・管理にあてる「桑の木プロジェクト」を続けています。
2011年3月にはじまったこの活動により、すでに約1,000本もの桑の木が植樹されました。
また、パールトーン加工の技術は、伝統装束や歴史的な神社仏閣の保護にも貢献。日本の伝統文化を次世代に残していくための活動を積極的におこなっています。
現在、国内での養蚕農家、生糸を作る製糸工場は危機的状況にあります。
現在規模の大きな器械製糸工場は山形の松岡(株)様と、群馬の礁氷製糸農業(協)様の2工場のみです。
桑の木は、1本あたり3Kgの二酸化炭素を吸収し、1Kgの酸素を放出するとの研究結果があります(※京都工芸繊維大学名誉教授 原三郎名誉教授の研究より)。また、養蚕環境自体が農薬不使用の好環境なのです(農薬のついた桑を食べると蚕は死んでしまいます。)
植樹場所は群馬県安中市。遠くに浅間山を望む、自然豊かな場所です。
単年では小さな力ですが、植樹格闘の輪を広めながら継続していくことで、大きな力になると私たちは信じています。桑の木プロジェクト8年目。今回は弊社東京支店の男性社員 T、Sと女性社員Kが現地へお伺いさせていただきました。
桑の木プロジェクト7年目。2018年も桑の木植樹を行いました。
桑の木プロジェクト6年目。桑の木植樹を行いました。
桑の木プロジェクト5年目。桑の木植樹を行いました。
2014年3月、桑の木プロジェクト4年目。
大雪の後の晴れの日の中での作業となりました。大雪の後のぬかるんだ農地での作業に悪戦苦闘。約100本の植樹を致しました。
2013年3月4日、国内養蚕・製糸保護支援を目的とした業界への「恩返し」活動も3年目。
3年連続の晴天の中での作業となりました。農地をご提供いただいている高木様に指導していただき、この年は根ごしらえ(苗木の根を整える作業)から挑戦。
2人1組で等間隔に植え、全体に土をかぶせていきます。その後長さを10センチ〜15センチほど切りそろえ、仕上げに一畝ごとにシートをかけて作業完了です。
パールトーン東京支店より3名、金沢支店より2名が参加。お手伝いいただいた方も含め全9名で2時間ほどで作業がほぼ完了。約100本を植樹いたしました。
2012年3月3日、パールトーン社員の他に趣旨に賛同された全国の呉服小売店、24社から約30名の方と共同で10アールの土地に計600本の桑の木を植樹いたしました。
この取り組みが継続的にパールトーンだけでなく、全国規模の取り組みとして広がりを見せていることに喜びを感じると共にご協力いただきました養蚕農家の上原様、日本蚕糸絹業開発協同組合の皆様に改めて感謝いたします。
2011年3月5日、桑の木プロジェクト第1弾として群馬県安中市で600本の桑の木の植樹を行いました。
植樹場所の提供と準備を頂きました農家の方、日本蚕糸絹業開発恊同組合の方、本当に多くの方にお手伝いいただきスムーズに終える事が出来ました。
(順不同)