長田野工業団地アネックス京都三和への企業進出に係る調印式の件
弊社、株式会社パールトーンが以前より進めてきた事業計画の一環で、この度、長田野工業団地アネックス京都三和(正式名称:京都北部中核工業団地)への立地が決定し本日京都府庁において京都府、福知山市、及び京都府土地開発公社を交え、土地譲渡契約締結及び基本協定書締結を含む記者会見が開催されました。
内容は以下の通りとなります。
株式会社パールトーン ニュースリリース
長田野工業団地アネックス京都三和に用地取得
株式会社パールトーン(創業1929年)は繊維への撥水機能を付加する委託加工業として、その主力商品の「パールトーン加工(撥水加工)」を様々な業界に提供してまいりました。特に呉服業界の「着物」においては最もご愛顧をいただいております。今後も呉服業界との繋がりを維持し、京都の地場産業である呉服の陰の力であり続ける覚悟であります。
弊社は京都市内(右京区西院)に2つの工場(本社工場・三条工場)を稼働させておりますが、本社工場は売却し三条工場と統合を計画しております。その上で三条工場は新たに「着物専用工場」として生まれ変わり、これまで以上に呉服に特化した工場になります。そして、福知山工場では2つの事業を行う計画です。一つは着物以外の素材にパールトーン加工をする「新市場工場」としての事業。もう一つは「呉服の発展」と「技術の継承」を支える事業を行う拠点となります。
現在、新市場分野のパールトーン加工は、三条工場と本社工場に振り分けて対応しております。しかし新市場の商品は既にキャパオーバーとなっています。福知山工場が稼働すれば、新市場分野の商品をスピーディーに効率的に量産加工することが可能になります。また、福知山工場には現在開発中の撥水加工の新技術が設置される予定です。新技術では今まで施工が困難であった様々な生地へのパールトーン加工が可能になります。一例としてあげると「人工スエード」や「ベルベット生地」「ビロード生地」などがあります。
福知山工場は株式会社パールトーンとして新市場分野でのパールトーン加工を促進、そして呉服分野への加工業としての支援を実現する戦略的拠点となります。その計画の第一歩として今回の用地取得となりました。
<取得用地概要>
【用地名】
長田野工業団地アネックス京都三和
(京都北部中核工業団地)
【住所】
京都府福知山市三和町みわ小字エコートピア16番2
【用途】
繊維撥水加工 着物等呉服商品への特殊加工
【取得日】
2018年2月6日
【取得面積】
4,252㎡
以上