たんすの中のママ振りについて
3月になり「もうすぐ春ですね♪」の雰囲気が漂うようになってきましたね。
SNSの着物サークルを拝見させていただいておりますと、卒業式のお子さんと着物姿のお母さんとのショットを良く見るようになってきました。
もうすぐすると桜のなかでの入学式のショットも増えてきそうですね!
で、今回はまだ三月なのですが、来年の成人式でお母さんの振袖を私の成人式で着てみたい!
と思われるお嬢様向けの記事です。
お母様の想いでが詰まった振袖を着用され、娘様の想いでも詰まったものにして是非また次の世代へも引き継いでいただきたいと思います。
前回の記事(大切なママ振りを守りませんか?)https://www.pearltone.com/info/?p=675でもアップした内容のように大切にご着用いただくためにも、撥水・防汚効果のパールトーン加工をご検討いただければ幸いです。
で、たんすに保管してあるママ振りですが、必ず余裕をもってコンディションをご確認いただくことをお勧めいたします。
大分早いですが、お母様とお嬢様との身丈や裄が大幅に異なる場合には仕立直しでは修正できない場合もございますのでかなり余裕をもった段階でのご確認をおすすめいたします。
且つ、最近の住宅は気密性が高い分、着物にとってはカビの発生や、黄ジミ・変色 胴裏の黄ばみ等が生じているケースも多いのでご注意ください。
また、パールトーン加工について、したかどうかお母さんも覚えておられないケースもあるかもしれません。
その場合は是非下前の衿裏をご確認下さい!
パールトーン加工済みママ振りの場合はパールトーン縫込みリボンやパールトーンアイロンシールが付いてあります。
←パールトーン縫込みリボン
←パールトーンアイロンシール
もしパールトーンリボンが付いていなかったらパールトーン加工お勧めします!
また、袋帯にもパールトーンは加工可能です。特に帯は織物である場合が多いので、織物の場合汚れてからのしみ抜きが難しい場合もございますので、事前のビフォアケアが重要だと思います。
是非帯にも加工されてあるかご確認下さいね。
←帯は垂れ先に付いてあることが多いです。
「ママ振り」へのパールトーン加工のご用命は
このステッカーのある呉服屋さん または当HPのパールトーン加工取次店にご依頼ください!
https://pearltone.com/factory/factory.cgi