イマドキのお客様のニーズについて!【取次店様向け情報】
皆様
こんにちは
パールトーンでは取次店様向けに定期的に「パールトーン通信」という発刊物をお送りしています。
前回4月に発刊した第四号ではイマドキのお客様のニーズを探ってみた内容を特集してみましたのでその内容をHP上でもアップしてみたいと思います。
それでははじまりはじまり(^^)
イマドキのお客様のニーズはここにあり!
キーワードは「ワークショップ」「ビフォアサービス」「断捨離」!?
10年位前からコンサルタント藤村正宏氏が「モノを売るな!体験を売れ!」とエクスペリエンスマーケティング(通称エクスマ)を提唱していますが、着物業界もますますその動きが進行し始めています。
①和カルチャーのワークショップが静かなブーム!
今、新規客づくりは大きな課題です。
その突破口を開くために、「帯留めづくり」「つまみ細工」「半衿つけ」「羽織紐づくり」「風呂敷活用レッスン」「一服茶会」「生け花教室」など、各地の着物専門店で、体験型のワークショップを開く店が増えています。
90分~120分で1回完結型のワークショップは気軽に参加でき、達成感もあり、お客様とお店がコミュニケーションがとれる機会にもなります。
②アフターサービスからビフォアサービスの時代へ
着物を着ない三大理由「着られない」「着る機会がない」「お手入れできない」は以前より指摘されていましたが、今後はビフォアサービス=着物購入前に着物の楽しさを伝え、需要を喚起する体験が注目されそうです。
・気軽な着物 お出かけ会
手持ちの着物で美術館等へ行き、お食事会をするなど半日程度のお出かけ会
・自分で着られるための「着方教室」
自分で着られると、着る機会が多くなります。
③箪笥の中を「断捨離」したい!
あるお店のお客様が母親の着物をベストに仕立て直して「母に包まれているみたい」と言われていました。いまや振袖の3割以上はママ振と言われています。思い出のある着物や帯を大切にしたい気持ちと、良い意味で「断捨離」して整理したい層がたくさんいます。
手持ちの着物を再生化する体験により箪笥の着物の市場の扉を開けないものでしょうか?
着物専門店様 このような側面からのアプローチはいかがでしょうか?